ワールズエンド・スーパーノヴァ

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この傘をパリでさす日がついにくるとは。
最近パリは雨が続いている。
今日は一日中しとしとと降っていた。
家の近くの画材やさんにスケッチブックを買いに出た。
ちょうどサーカス小屋の反対側だ。
《CIRQUE D'HIVER BOUGLIONE 110, rue Amelot, 75011 PARIS》
なかに入るとたくさんの画材道具に囲まれた。
ひとつひとつのフロアを丁寧に見て回る。
大きなイーゼルがたくさん並んでいる。
学校で一生懸命絵を描いていたあの頃を思い出して少し胸が熱くなる。
私、絵が書きたいんだなぁ。
10月に入って、心はパリの天気とともに急降下。
朝起きても窓の外はまだ暗い。
朝晩はとても冷える。喉が痛い。
今回一人でパリに来ることを決めたのは、
はじめからただの私の我が儘だったんじゃないかと思えてくる。
ここでしかできないことなんて、本当はないんじゃないか。
もしかしたら、私はもう絵が描けないかもしれない。
写真も撮れないかも。それが、それがとても恐い。
最後の日まで指折り数えて毎日を暮らすのはとても辛い。
一人の夜は寂しいのに、誰かがいるとそわそわしてしまう。
たまに自分自身が掴めなくなる。
掴もうとすると、砂のように指の間からこぼれていってしまう。
なんだか自分にばかされてるみたい。
止まない雨はないと思っているけど、
いまはただ雨のなかを一人ぼっちで歩くしかない。
いまなら泣いてもばれない。雨が全部洗い流してくれるからね。
もう少し自分と付き合ってみようと思う。
sixという女は気難しい。
ワールズエンド・スーパーノヴァが聴こえてきた。
大好きな曲。
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2006.10.03.mardi.04:47 posted by shiho
vivre a paris
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